2011年2月20日

「あなたの大切な本、仕立て直します。」商品仕様


大切な一冊との思い出を綴じ込むように、本をあたらしいかたちに仕立て直してみませんか?
本を一度ばらして糸で綴じ直し、さまざまな素材を用いた表紙で装いも新たに。すべて手作業で仕立てます。
往来堂書店店頭では、本の見本と素材サンプルが見られます。
店頭、またはウェブにてオーダーシートにご記入いただき、ご注文になります。
こちらでは、仕立て直す本の仕様についてご紹介いたします。


以下の基本セットで税込み21000円(革装をご選択いただいた場合は+3150円)です。
  • 本文糸綴じ
  • 丸背ハードカバー
  • くるみ製本
  • 布装/革装
  • マーブル紙
  • 背タイトル金/銀箔押し
  • 見返し
  • 表紙デザイン2種
オプションとして以下のものがお選びいただけます。
  • マーブル紙を貼らない(−1050円)
  • タイトルを押さない(−1575円)
  • しおりをつける(+105円)
  • もとのカバーを残す/残さない
仕立て直す本の版型は、文庫本~四六判まで、
本は往来堂書店でお買い上げいただいても、お持ちいただいても結構です。
ページ数は~300頁までは追加料金なしにしておりますが、~400頁までは+630円、~500頁までは+1260円。500頁以上のご注文は別途ご相談くださいませ。

表紙のデザインは2種類お選びいただけます。
マーブル紙を縦に配し、落ち着いた印象のAタイプ、動きのあるデザインのBタイプです。

Aタイプ

Bタイプ
マーブル紙と布や革の組み合わせをお楽しみいただけます。
革5種、布12種、マーブル紙7種をご用意しました。


本文紙は、丈夫な麻糸でかがられます。
中央に、糸が通っているのが見えるでしょうか?
糸でかがった本は、開きがよく、丈夫になります。




背は丸くかたちづくられます。
糸でかがった分増した背の厚みを外に逃がして、自然な丸みに整えます。
この「丸み出し」の行程には金槌を使います。


背タイトルは、金箔押しと銀箔押しをお選びいただけます。
書籍名のみを背に入れられます。


もとのカバーを残すこともできます。


見返しは、12種類からお選びいただけます。
本文への入り口となる、たいせつな部分です。
表紙と同系色でも、あえて反対色を選んでも。


オプションでしおりを付けることもできます。


革、布、マーブル紙、見返し…
お好きな素材の組み合わせを見つけてみてください。




photos by Yoshito Yamamura