大切な一冊との思い出を綴じ込むように、本をあたらしいかたちに仕立て直してみませんか?
本を一度ばらして糸で綴じ直し、さまざまな素材を用いた表紙で装いも新たに。すべて手作業で仕立てます。
往来堂書店店頭では、本の見本と素材サンプルが見られます。
店頭、またはウェブにてオーダーシートにご記入いただき、ご注文になります。
こちらでは、仕立て直す本の仕様についてご紹介いたします。
以下の基本セットで税込み21000円(革装をご選択いただいた場合は+3150円)です。
- 本文糸綴じ
- 丸背ハードカバー
- くるみ製本
- 布装/革装
- マーブル紙
- 背タイトル金/銀箔押し
- 見返し
- 表紙デザイン2種
オプションとして以下のものがお選びいただけます。
- マーブル紙を貼らない(−1050円)
- タイトルを押さない(−1575円)
- しおりをつける(+105円)
- もとのカバーを残す/残さない
仕立て直す本の版型は、文庫本~四六判まで、
本は往来堂書店でお買い上げいただいても、お持ちいただいても結構です。
ページ数は~300頁までは追加料金なしにしておりますが、~400頁までは+630円、~500頁までは+1260円。500頁以上のご注文は別途ご相談くださいませ。
表紙のデザインは2種類お選びいただけます。
マーブル紙を縦に配し、落ち着いた印象のAタイプ、動きのあるデザインのBタイプです。
Aタイプ |
Bタイプ |
マーブル紙と布や革の組み合わせをお楽しみいただけます。
革5種、布12種、マーブル紙7種をご用意しました。
本文紙は、丈夫な麻糸でかがられます。
中央に、糸が通っているのが見えるでしょうか?
糸でかがった本は、開きがよく、丈夫になります。
背は丸くかたちづくられます。
糸でかがった分増した背の厚みを外に逃がして、自然な丸みに整えます。
この「丸み出し」の行程には金槌を使います。
背タイトルは、金箔押しと銀箔押しをお選びいただけます。
書籍名のみを背に入れられます。
もとのカバーを残すこともできます。
見返しは、12種類からお選びいただけます。
本文への入り口となる、たいせつな部分です。
表紙と同系色でも、あえて反対色を選んでも。
オプションでしおりを付けることもできます。
photos by Yoshito Yamamura